FP3級という資格をご存知でしょうか?
正式名称は、
「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」
という国家資格です。
2024年7月にFP3級を受検したので、
その時の経験をお伝えしたいと思います。
使用した教材は3つ
・みんなが欲しかった!FPの教科書3級 '24-'25年版
・みんなが欲しかった!FPの問題集3級 '24-'25年版
勉強スケジュールは大枠だけ
自分の性質上、綿密なスケジュールを立てても、
たぶんその通りに実行できないので、
朝起きて出勤するまでの間に勉強するという大枠だけ決めました。
仕事が休みの日や時間が空いてる日は、
気が向いた時に気が向いただけ進めました。
結果的に、朝は長くて1時間、短くて5分、
平均的に30分勉強しました。
とりあえず毎日途切れないようにだけしました。
6つの科目の順番
FP3級は6つの科目から構成されています。
それぞれが独立していて、どこから始めてもOKです。
そのため、勉強しやすそうに見えた順に進めました。
・CHAPTER3 金融資産運用
・CHAPTER4 タックスプランニング
・CHAPTER6 相続・事業継承
・CHAPTER5 不動産
・CHAPTER1 ライフプランニングと資金計画
・CHAPTER2 リスクマネジメント
3週間かけて、
教科書を読む、教科書の例題を解く、問題集を解くを
一通り終わらせました。
この時期に過去問道場というサイトを知りました。
過去問を解いてみたところ、そこそこ解けて、
「今すぐ受検しても、もしかしたら合格できるかも。」
と思ってしまい、1週間後の試験を申し込みました。
試験1週間前に行ったこと
学生時代の定期試験なら、試験まであと1ヵ月とか1週間とか
徐々に期日が迫ってきます。
しかし今回は、いきなり試験1週間前に突入しました。
(自分で決めたことですが・・・)
ここからは、過去1年分の問題を中心に繰り返し解いて、
答えがなぜそうなるのかの理由
(例えば、正解が○なら○の理由、✕なら✕の理由)
を覚えていきました。
FP3級では、同じ問題や似た問題が繰り返し出題されます。
そのため、同じ内容を短期集中的に繰り返すことで、
記憶が強くなっていきます。
試験当日
学科と実技を同じ日に受検しました。
試験室には、
受検票代わりの身分証明書と一部の認められた物品のみが持ち込み可能で、
筆記用具や時計などの私物は持ち込み不可でした。
事前に送られてきた受検票、自分の筆記用具、自分の時計なんかを準備して
試験を受けていた世代としては、斬新というか新鮮な気分がしました。
学科は、試験時間の半分ぐらいの時間で終了しました。
実技は、どうしてもわからない問題が1問あったので、
試験時間いっぱいまで使いました。
結果は、学科も実技も合格基準を超えました。
両方とも満点ではなかったですが、
点数が表示された瞬間は心からホッとしました。
振り返ってみて
勉強をし始めた時は、
2ヵ月間勉強してから試験を受けるつもりでした。
しかし、過去問道場のサイトで過去問を解いたことをきっかけに、
勉強期間が1ヵ月短縮となりました。
特に、最後の1週間は試験対策に特化した勉強だったので、
直前期は本当に合格できるのか不安もありました。
正確に計算はしていないですが、
勉強時間はトータルで50時間ぐらいだったと思います。
なので、FP3級の全範囲を
網羅的に修得できたわけではないですが、
それでも新しいフックをたくさん得ることができました。
反省点もあって、勉強期間を短縮したことで、
過去問を解いたあと、教科書に再度戻って
知識を固める時間を取ることができなかったところです。
ここは今後何かを勉強する時に改善したいと思います。